こんにちは!
きらら工房です。
最近はオーバーサイズのお洋服が流行っていてかわいいですよね。
でも、皆さん、
こんな経験ありませんか?
・ 体型カバーのつもりが着ぶくれ
・ ゆとり?ていうかむしろ、もたつき
・不意に撮られた写真、自分の後ろ姿に…誰?
など。
↑これ、全部実話です。私の。
※ちなみに、人生で初めてつくったリネンのワンピースをオークションに出品することになってしまった理由が、まさにコレ。
せっかくつくったけど、
着ぶくれするし、うまく着こなせなくて、結局着なくなっちゃった…
なんて方は、必見!
ハンドメイド服をもっとかわいく着こなしたい!という方にも。きっと参考になるはず♬
ということで、今回は、
着ぶくれしない!着やせも叶う!
ティアードスカートのつくり方を
ご紹介していきます。
せっかくハンドメイドするなら
ちゃんと流行も取り入れつつ、体型に合ったお洋服作りを楽しんでほしいな!と思っています。
ゆっくりしていってね♬
着やせデザインのポイントは?
ティアードスカートは、1段目をヒップサイズに合わせて+2〜4cmのゆとりでつくるのが、すっきり着やせ見えのコツ!
もし、1段目からゆとりを多くとりすぎると…
× ウエストまわりがモタつく
× 腰幅が広々して見える
× お腹が出ているように見える
なと、全然いいことナシ!
逆に、このポイントだけちゃんと押さえておけば
ちゃんとギャザーが効いているのに
◎ 広がりすぎない!
◎ ボディラインも拾わない!
Goodバランスで着こなせるスカートになります◎
ぜひお試しくださいね。
出来上がりイメージ
サイズは、S/M/Lをご用意しました。
ヒップサイズの目安はこちら↓
S:82〜85cm
M:86〜90cm
L:91〜96cm
仕上がりの目安は、ウエスト最大幅(=ゴムをめいいっぱい伸ばした状態)がヒップサイズの1/2+2〜4cmくらい。
これくらいのゆとりあれば、脱ぎ着もしやすいと思います。
この範囲を超える場合は、ご自分のヒップサイズに合わせて微調整してみてくださいね。
材料
・生地 110cm幅 × 140〜200cm*
*裁断図参照
・平ゴム
ウエストサイズに合わせて3本分
・ミシン糸
生地選びのコツ
薄手!
生地が薄ければ薄いほど、ギャザーは細かくキレイに寄ります。
生地幅を多くとらなくても、細かいギャザーのほどよいふんわり感がかわいい&すっきりAラインのティアードスカートに仕上がりますよ♬
透けない!
薄い+透けない。
この2つを両立していることが、実はとっても大事!
透ける生地を使うということは、裏地をつけるか、中にペチコートなどをもう1枚身につける必要があるので、その分着ぶくれのリスクが。
すっきり着やせ見えのためには、
薄いけど、透けない。
こういう生地をぜひ探してみてください。
柄の向きを気にせずに使える!
ティアードスカートをつくるとき、普通の向きでとる場合は、110cm幅×約200cmの生地が必要です。
でも、縦横どちらの向きでも使える生地なら、Sサイズで140cm、Lサイズでも160mあれば、余裕でつくれちゃうんです!
きららのイチオシ!
上3つの条件を全て満たしてくれるのが、リバティタナローン。
繊細なタッチで描かれたプリントの美しさは、ため息が出るほど。
上質な生地のおかげもあって、誰でもかんたんに、ステキな作品がつくれちゃうという、ハンドメイド作家さんたちにも大人気のシリーズです。
でもね、お高いの…。
だからこそ、なるべく無駄なく、きっちり使いきれるように、とことん工夫してもらえたらと思うのです!
※リバティなら、小さなハギレサイズになってもかわいいし、使いドコロはいろいろあるけれど、材料費としてのコストが全然違う!
なので、今回ご紹介する方法を頭の片隅に入れておいて損はない!
と思います。
もちろん、リバティ以外の生地にも◎
ぜひ応用してみてくださいね^ ^
ティアードスカートの裁断図
ここでは、生地を無駄なく使い切ることを目的に、通常とは違う向きでとる方法をご紹介します。
※柄の向きが固定されている生地の場合は、この方法は使えないのでご注意ください。
Sサイズ
Mサイズ
Lサイズ
一般的な裁断方法
柄の向きが固定されている生地も多いので。
念のため、一般的なとり方も載せておきます。
比較してみると、こちらの余白はかなり多め。
余白=ハギレです。
生地を購入する前に、ここで出るハギレの活用方法について、何となくでもいいからイメージできているとベストですね。
ちなみに、ティアードスカートの2・3段目の幅を広めにとってボリュームを出すのも全然アリ。
※ただし、拡張はほどほどに。
ティアードスカートの作り方
生地を裁断する
生地に直接印をつけて、生地を裁断する。
※S/M/L、各サイズの裁断図参照
1段目と2段目を縫い合わせる
2段目にギャザーを寄せ、1段目と中表に重ねて縫い合わせる。
縫い目をアイロンで上向きに折り返し、表からミシンで押さえる。
2段目と3段目を縫い合わせる
3段目にギャザーを寄せ、2段目と中表に重ねて縫い合わせる。
縫い目をアイロンで上向きに折り返し、表からミシンで押さえる。
脇を縫い合わせる
前後のスカートを中表に重ねて、脇を縫い合わせる。
※左脇はゴム通しをつくるため、7.5cmあけておく。
ゴム通しをつくる
ゴム通しは、縫い代を開いてアイロンで折り目をつけ、周囲をミシンで押さえておく。
1段目、上から8.5cmのところで折り返す。縫い代1cmはアイロンで折り目をつけて折りたたむ。
ゴム通し部分は、1.5cm間隔で縫い合わせていく。ゴム通しを3本分つくる。
裾を縫う
縫い代(裾から3cm)は、アイロンで折り返し、ミシンで縫う。
ウエストにゴムを通す
ウエストサイズに合わせて、平ゴムを3本用意します。
①③⑤の位置にゴムを通して完成です!
ウエストラインもすっきり♬
ティアードスカートまとめ
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
ここまでご紹介してきたように、ティアードスカートづくりは、すべて直線縫いだけでOK!
つまり、ハンドメイド初心者さんも、気軽に挑戦しやすいアイテムと言えそうです。
ぜひ、お気に入りの生地を手に入れて、あなたの体型に合った、あなただけのスカートづくりをお楽しみくださいね!
以上、少しでも参考になることがあれば嬉しいです。
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今日よりも明日が、もっとすてきな1日になりますように☆
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